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今後の行動思案中………(-''-;) +ハルヒ短編

2009年01月30日 22:25

え~…………やっぱり訪問者が少ない内から参加型というかなんというか他力本願の企画(?)をやってしまうというのはやっぱり無理があったっぽいですね;;

と、いうわけでそれぞれもう一本ずつ続きを載せて、それでまた少し考えてみようと思っています~。

が、その前に少しでも訪問者を増やそうと思い、需要というか人口の多そうなハルヒSSに挑戦してみました。
…………………すいません。怒らないでくださいm(_ _)m
徐々に見に来てくださっている方が増えているのはとても嬉しいです!
……………………………だからもうちょっと増えて欲しいな、って(殴


で、でも今回のは短編での1本限りです!
短くまとめるのは苦手なのですが………><

まあともかく
少しでも楽しんでいただければ幸いです。

小説は続きから。

意見・感想・メール・コメント・拍手どしどしヨロです!!

ではでは~
「ふう………………」
「何よ。アンタがため息つくなんて珍しいわね。まあ顔はいつも通りだけど。1年365日年中無休で陰気臭い顔してるから」
「なあハルヒ……………」
「何よ?」
「お前もお茶をいれる練習をしてみたらどうだ?」
「何でよ?このあたしがそんなことする必要ないでしょ?」
「いや、そういうことじゃなくてな」
「じゃあどういうことよ?ハッキリしないわね~。だから古泉くんみたいにモテないのよ!」
「まあ、なんつーかな。お前も朝比奈さんみたいにお茶をいれるようになれば、お前も朝比奈さんみたいにおしとやかで優しくてキュートなひ───ぐわっ!」
「みくるちゃんみたいじゃなくて悪かったわね!!」
 
 お茶がなくて幸いだったのかもしれない。中身が入ったお茶を投げつけられたら、中身が俺に及ぼす被害も湯のみが俺に及ぼす被害も絶大だっただろうからな。
 かといって硯を投げつけるのはどうかと思うんだが。
「───ったくホントにキョンはどうしようもないったらありゃしないわ…………………気絶した顔も鬱陶しいわね……………」
 俺の心はこれでも結構傷ついているということをこの団長に知って欲しいと思うんだが。



               ある日のSOS的団活動
                ~彼女と同じ今~



 ほんの十分ほど前の話だ。

「なんか湿っぽいタイトルね」
「何のことだ?」
「なんでもないわ」
 この団長様はいきなり何を言い出すのだろうか。まさかとは思うが、とうとう本当に電波を受信できるようになってしまったのだろうか。だとしたら大変だな。俺が何かをしたわけでもないのにまた古泉が小難しいことを言って俺に面倒ごとを押し付けるに違いない。
 なにやら叫びながら慌しく部屋を出て行くハルヒを見ながら思う。
 かくいう俺も最近妙な考えが頭をよぎるんだよな………。最近SOS団に通っていないような気がする、とかそんな感じだ。一応毎日行ってるんだが…………最後にここに来てから一年以上経っているような気がする。
「それは気のせいだと思いますよ」
 黙れ。
「最近僕に対して冷たすぎではないでしょうか………一応僕も傷つくんですよ?」
 奇遇だな。俺もついさっき傷ついたところだ。
「だが、お前の役割は心を読むことじゃない…………だろ?」 
 今はハルヒは部室にはいないが、もしものときを考えて一応小声で古泉に返しておく。どうでもいいが、最初に会ったときにはコイツがホモだ、という考えはまったくなかったが、最近コイツと話す時のこの近さを思うとそうでもないような気がしてくる。……………そんな噂を流したのは一体誰なんだろうか。───割と的を射ているような気がして恐ろしい。
 …………とりあえず今のところは、どうでもいいということにしておこう。
「まあそうですが。でもあなたもあなたですよ。少しは考えていることを顔に出さない努力をしたらどうですか?」
「断る」
 俺は素直な性格なんでな。
「しかし、涼宮さんの機嫌を損なうような感情は隠してもらえますか?今この場にいないからいいものの、まさにつまらない、というような顔をしていますよ」
「そりゃあそうだろう。朝比奈さんのいない団活動なんて───そうだな。エスパーのないお前のようなもんだ」
「……………………」
「…………………………すまん。言い過ぎたかもしれん。悪かった」
 謝るからそんな悲しそうな目で見るのはやめてくれ。お前はいつも肩をすくめてるくらいがちょうどいいんだよ。

 まあともかく何が言いたかったかというと。
 今日の団活は朝比奈さんはお休み、ってことだ。



「これで準備完了ね!」
「さて、どこからツッコミを入れて欲しいんだ?」
「何言ってんのよ。あたしの行動にツッコミどころなど存在しないのよ!」 
「まずそこにツッコミを入れよう。お前の行動はツッコミどころ満載だ」
「失礼ね!古泉くん。あたしのやったことに何か間違えたところはあったかしら?」
「なかったかと」
「まず、ツッコミどころ1、その荷物はどこから持ってきた?」
「もちろん書道部よ。それ以外にどこがあるっていうのよ。もしもそんな便利な場所があったなら聞きたいところね」
「まったくお前というやつは………」
 今、ハルヒの腕の中にはたくさんの書道道具一式が抱えられている。
「ところで、僕は無視ですか?」
「書道部に迷惑がかかるとは思わなかったのか?」
「…………………あの」
「準備をしてくれたのはみくるちゃんよ」
「…………………」
 どうやら朝比奈さんもハルヒ色に染まってきてしまっているらしい。───大変だ。朝比奈さんに悪影響が出ないうちにハルヒにお茶を習わせよう。そうだ、そうしよう。そうすれば俺の精神も安らぐし、朝比奈さんのためでもある。
「…………………長門さん。僕はどうしたらいいのでしょうか?」
「…………………」
 お。古泉が長門に本を貸してもらってる。長門が自分の大切な本を他人に貸すとは。よほど何か思うことがあったのだろうか。
「……………返さなくて良い」
「え、いいんですか!?」
「……………私には、もう必要がないから」
「長門さんが必要としない本、ですか……………それはまた…………………それはま、た………」
 古泉が手に持っている『楽しいおともだちの作り方』という本と、それを見たときの古泉の顔がとても印象的だった、とだけ言っておこう。

「ところで、あたしのツッコミどころその2、は何なのかしら?」
「ん、そうだな……………特にないな。珍しいことに」
「あんたはあたしに喧嘩を売っているのかと本気で思うことがあるわ……………」
 すまん、としか言えんな。



 さて、とりあえずこれまでの流れを確認してみよう。
 ます、そもそものきっかけは朝比奈さんの欠席だ。
 今ではすっかり忘れてしまっていた事柄なのだが、朝比奈さんは元書道部でハルヒに無理矢理やめさせられてSOS団に来たのだ。
 ハルヒを監視するために未来からやってきたとはいえ、所属していた部活にはそれなりに思い入れがあったのだろう。書道部にも顔を出すことがあったらしい。団活動が忙しいからそんなに頻繁には来られなかったらしいが。
 そんなある日、書道部に行った朝比奈さんに書道部メンバーからの誘いがあったらしい。
 ───曰く、近々コンクールがあるから参加してみないか、と。
 若干………いや、正直結構かもしれないが、書道部に心残りがあった朝比奈さんにとってその申し出はとても嬉しいものであり、その場で即答・快諾したらしい。
 
 SOS団としても、今回の件については全力バックアップ、ということになった。
 俺が言うまでもなくハルヒがそう言い出したのには、ハルヒにも思うところがあったのかもしれない。
 と、やる気満々で朝比奈さんに手伝いを申し出に行ったのだが。
「心遣いは嬉しいんですけど………書道っていうのは心の静かさ、っていうのが必要なところがあるので…………」
 と、苦笑交じりに言われてしまった。
 朝比奈さんもSOS団に大分なじんでいるのだろう。できれば、これがただの希望的観測なだけにならなければいいのだが。
「大丈夫です!きっといい賞をとって皆さんに披露しに行きますから!!」
 こう言われては、部室に戻るしかない、というのが普通の思考だろう。

 さて、ここまで普通の行動をしていたハルヒだが、それで終わらない───いや、終われないのがハルヒという人間なのだろう。
「みくるちゃんが頑張っているんだもの。あたしたちも頑張らなくてはいけないわ!」
 と、言って上機嫌で部室を出て行った。

 その十分後。
 道具を手一杯に抱えたハルヒに硯を投げられ意識を失ったわけだ。

 少々時間軸がややこしかったからな。
 これで、軽く整理できただろうか。



 さて、これで時間軸の確認は終わったはずだ。
 


「…………………誰か起こしてくれよ」
 夕暮れに染まった部室の中で一人寂しく呟く。
 そう、一人寂しく。
 どうやら、結構長い間気絶してしまっていたらしい。
 普通なら、これだけの長時間気絶していたら身の安全を心配すると思うのだが。
「………ま、長門があるから安心だっただろうな」
 長門のことだ。頼みさえすれば、心拍数までリアルタイムで実況してくれることだろう。
「ふう………………」
 ───いかん。またため息をついている。ハルヒに言われたことが事実ではたまらん。
「……………ん。そういえば」
 あいつらは一体何を書いたのだろうか。

 長門のものと古泉のものはすぐに見つかった。
 普通に机に置いてあったからだ。
 長門のはいつも通りのきれいな字で『本』と。
 ………………おそらく何も書いていなかった長門に「なんでもいいから好きなものを書きなさいよ!」と言ったのだろう。光景が目に浮かぶ。
 古泉のは……………『空虚』………………?
 ……………あ、相変わらず難しい言葉を使う奴だ。俺にはさっぱり意味がわからないな。うんそうだ。わからない。

「しっかしなぁ…………」
 一番肝心なハルヒのものが見当たらないではないか。あいつが何て書いたのかが気になってしょうがない。どうせ突拍子もないことを書いたのだろうが………そうと知っていても見たくなるのが人情というものだろう。
 しかし、部室をぐるっと見回してもそれらしきものは見当たらない。長門と古泉のだけあってハルヒのだけがない、というのは不自然ではないだろうか。
「どこかにあるはず…………………と、そこか」
 あいつのことだ。何かを隠したければ誰にも考え付かないようなところに隠すに決まっている。

「お前の考えてることが、最近わかるようになってきたような気がするぞ」

 ハルヒの分の半紙は、SOS団備え付けの冷蔵庫の中に入っていた。

 まったく………隠すためとはいえ、普通、半紙を冷蔵庫に入れるだろうか?
 そこまでして隠したかったもの………とくと見せてもらおうか。



「……………………………」
 まったく。あいつらしいのかあいつらしくないのか。
「『全部円満』か」
 なんて欲張りなやつだ。
 それにしても神社のお守りのような書き方だな、まったく。───なんて神頼みな文面なのだろうか。自分は神様、といわれているくせに。自分ひとりでは願いを叶えられないとでも思ったのだろうか。
「…………ばかばかしい」
 あいつがいったいどんな願いを持っているかなんて知らん。宇宙人・未来人・超能力者がいるからもう叶ってるじゃねえかなんてことも言わない。
 今となっては、あいつはもっと別の願いを持っているだろうよ。



 
 その願いの形が、SOS団であれば、俺は幸せだ、っていう話だしな。
 それが、俺以外のみんなの願いでもあればいい。
 俺はそう思う。

 
 夕日だけが室内を照らす中、俺は、柄にもなくちょっぴり感傷に浸っていた。
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