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【東方ss】天狗と天子の天つ空

2010年10月04日 22:12

どうも焦りとストレスのあまり、風邪でぐずぐずする鼻を思いっきりかみ耳鼻科に行く羽目になりました。星崎です。


いやあ、ホントイライラしたんですよ。
集中しないといけないっていうのにぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅ―――

ふぬああああああああ!ってなって思いっきりんっ!ってやったら


チィイイイイイイイイイイイイイイイ……ヂッ!――――――



あ、やべえ
ただそれだけを思いました(ぁ
それから耳がなんの抗議の音も出さずになり何か取り返しのつかないことをしたような感覚になった直後、耳がこもって聞き辛く………
このクソ忙しいときに僕は子供ですか!?……子供ですねすみません。耳鼻科の先生すみません。



というわけで(?
次はバカテスと宣言……というかそういう風に匂わせてた感じがあったんですが、二連続東方になってしまいました;;
実はあやれいむの日記念の日に別の小説を予定していたのを、あやれいむに差し替えたので一個東方で出来上がってて……でも次はバカテス……とうじうじやっていたらこのザマですorz
何か今日は天子の日らしいのです。
で、書いてあったのは『天子と天狗の天つ空』
これ今日逃したらいつ出すんだ………?
というわけで散々遅れた後に東方ですすみません;;

ってかね、リアルな言い訳をさせてもらうと模試でやばい点数とっちゃったんですよ
何かっていうと。


日本史



ふざけんなああああああああああああ!!!(ぁ

今の時期日本史なんかやってる暇ないんですけど!?
日本史ですべるなんてお断りだあああぁぁぁぁああああああああああ!!!


というわけでどうにも僕は日本史がうまくいかないので、誰かコツを……!;;
根っからの理系脳なんだよぅ………



というわけで文月学園のオッサンたちの活躍はまた次回になる予定です……><

コメントお返事も東方関連ということで。
こういうの混ぜない方がいいですよね……?
自分はそっちの方がいいと思ってましたけど、どうしても返事が遅くなっちゃいますから一緒の方がいいならそっちにしても、と思いますが………。



>喉飴さん
いえいえ、どういたしましてー。こちらこそありがとうございますっ
あみゃさんに楽しんでいただけたようで何より!目的は果たしたっ!!w
拍手ありがとうございましたー!




今回はちょっぴりギャグテイスト。
ギャグを狙って作らなかったのにギャグが出来たという謎っぷり。
僕がギャグを書こうと頑張った「阿求の甘毒☆散歩物語♪(違」はどうなるんですか(意味不明
途中で投げちゃったんだけど、今度もう一回チャレンジしてみようかなぁ……

というわけで(??
10月4日天子の日記念ss
ご意見ご感想なんでもおっけー!
拍手コメントなどなどからお気軽にどうぞ!
メールフォームは届く先を勘違いしてたので届いてるのかどうかとか全然わかんないので返事なかった、とかいう方がいましたらコメか拍手でご報告ください;;
メールフォームは近いうちに撤去しますね。

ところで、ブログの模様替えなんかも考えてます(そんな暇あんのか
もうちっと星いっぱいにしたいところ!
もし変わってたりしたらその辺のご感想もお待ちしてまーす!

ではでは、楽しんでいただければ幸いですっ
ではでは~







「平和ね~」

「平和ですね~」

 幻想郷のとある岩山。

「平和っていいことですかね?」

「いいと思うけど」

 その一際高いとある岩の頂上。

「う~ん……あなたに言われたくないですね」

「どうしろっていうのよ………」

 二つの人影。

「やっぱ日ごろの行いですかねぇ」

「うっ……でも最近はちゃんと………」

 方や特徴的な頭巾。方や特徴的な飾り帽子。

「ま、あんまりいじめるのもよくないですし約束どおり始めますか」

「まったく……早くしなさいよね」

 方や鴉天狗。方や天人。

「はい、アウト。おしおきで~す」

「え!?もう―――ってきゃあああああああああ!!」

 騒がしい一日が今日も始まる。







    天狗と天子の天つ空
   ~射命丸文の礼儀講座編~







「と、いうわけで『ドキドキ!?射命丸のア・ブ・ナ・イ世渡り授業』を手取り足取り始めますよ~」

「もう始まってたじゃない!何よその卑猥な題名!何で私がツッコンでるのよ!?」

「心外ですね。何が卑猥だと言うんです。全く……天子さんは真昼間から何を想像しているんですか」

「絶対狙ってた癖に蔑んだ目でこっちを見るのはやめてくれない?」

「そういう目で見られても耐えるのが世の中です」

「貴女にそんな腐った常識を教えた人間を心から恨むわ」

 そう言って背もたれに深くもたれかか―――ろうとするも背中から伝わる固い感触に、そうだったと思い出す。

 彼女ら二人は周りを岩に囲まれた、形的には小屋のようなものの中に居た。

 そこは冒頭の幻想郷内のとある岩山を、天子の能力で岩をいじくり形だけは落ち着けるようにしたものだ。

 本当は文の家でできればよかったのだが、妖怪の山はおいそれと部外者が入れるようなところではない。文の力
ならば来訪程度の許可は取れそうかも、という期待はあったが、先日の『とある異変』のせいでそれも不可能だっ
た。

 まあ、自業自得なんだけど。

 そう心中でぼやいて天子はため息をつく。

 そう、その異変とは他ならぬ天子が起こした異変。神社を倒壊させ、あちこちの天候を荒らし、さらにその異変
を起こした原因は簡単に言えば『暇つぶし』

 それだけで皆の反感を買うのはほぼ当然であったが、何よりも決定的だったのは、その態度にあったのではない
かと分析……というより反省した。

 それにより当たり前だが肩身の狭い思いもしていた。

 そのことを文に相談したとき―――





『あやややや、今頃気づいたんですか』

 あそこまで驚かれると、すごく泣きたくなったわ。いろんな意味で。

『どうすれば、いいかな……?』

『もう起こしてしまったことは戻りませんし、これからなんとかしていくしかありませんねぇ』

『どうにか、って言われても………わかんないし』

『う~ん………じゃあ、こうしましょう!』

 そうそう、これでもかってばかり満面の笑みで言ったのよね。古典的に握りこぶしを手のひらで打って。

『私がレクチャーしてさしあげますよ!』

 とっても嬉しかった。






 そう、嬉しかったはずだ。

「そう言われてもですね。私のこの常識は長い間世間の荒波に揉まれ続けて形成された、それはそれは聞くも涙語
るも涙の事情によって―――」

「あんたが泣くところは想像できないわ」

「私ほとんど泣きませんからね~」

「前言をそこまで華麗に無視できるといっそ清清しいわね」

 でもなんだろう、この微妙な徒労感と後悔は。

「まあ馬鹿なことは言ってないで「言い出したのは貴女でしょ」始めましょうか」

「あなたが無視してるのは前言だけでなく全てだということがよくわかったわ」

「ではまず第一に!」

 そう言って突然佇まいを正し、ポケットからメガネを取り出し装着する文。

「ねえ、それ必要なの?」

「伊達ですが必要です」

「何に?」

「雰囲気作りに」

「…………第一に?」

 聞いたことを少し後悔したわ。

「挨拶から始めましょう!」

「は~い……って馬鹿にしてるの!?それくらいできるわよ!」

「ホントですか~?」

「……………」

 ちょっと思い出してみる。



『まったく、期待はずれな―――』

『下々の者もたまには―――』

『はいは~い、わかってるわよー』




「………ごめんなさい」

「わかればいいんです」

 挨拶すらまともにできない女でごめんなさい。天人やっててすみません。

「………で、どうすればいいの?」

「ん~……まずはですね。謙虚になってください……って言っても言ってできれば苦労ないですよねぇ」

「怒ることすらできないのがとても悔しいわ」

 悲しいけど事実なのよね。

「じゃあ………そうです。あなたは自分が天人だと思うのをやめてみましょう。で、周りの皆が天人だと思ってみ
てください」

「え」

 それはちょっと……というかかなり抵抗あるわね。

 しかしこれもこれからのため!と割り切り、天子は目を閉じて想像してみる。

「私は下々のもの。そして皆は尊き天人。私は下々のもの。皆は尊き天人………」

 天子がぶつぶつそう言い出すので文も耳元でそう言ってみる。天子の二倍くらい。

 そしてゆっくりと目を空け文を見つめる天子。

 その小さな口が、静かに言葉を紡ぎ出す。

「射命丸文様。私のような下々の者に、貴重な時間を割いていただき誠に申し訳ありません。この御恩は必ずお返
しいたしますので、どうかご教授願います」

 そして深々と頭を下げる天子。

「…………気持ち悪いですね」

「申し訳ございません」

 上げた頭を即座に再び下げる天子。

「Oh………」

 あまりのショックに自らの国籍すら忘れる文。

「これは……思い込み―――というか暗示?にかかりやすいんですかね……。ついでに天子さんの中での天人のレ
ベルが途方もなく高いことはよくわかりました」

 未だ少しショックを残しながらも、うんうんと頷く。

「一番難しいと思っていたところが割りと簡単にパスできましたし、あとはゆっくり矯正していきますかね」

 そう言って眼鏡をくいっと直した。無論1ミリもずれてはいなかったが。

 






 ★★★

 



 そして特訓は始まった。



「じゃあ、まずは笑顔の練習してみましょうか」

「………こうかしら」

「天子さん、自分の顔見てみます?人里の小さい子が見たらトラウマになりそうです」

「貴女のその辛辣な物言いが私のトラウマになりそうだわ」

「まあまあ。……とにかくですね、慣れないうちは笑おうと笑ってもイマイチいい笑顔にはなりませんよ。満面の
笑みは難しいでしょうから、爽やかに微笑む感じで」

「そう言われても難しいわよ……っていうか貴女は慣れてるの?愛想笑い」

「私のことは放っておいていいんですよ。そうですね……例えば犬とか猫とかを見たときを思い出すんです」

「う~~~~ん…………こ、こう?」

「おお!そんな感じですよ!それを維持しながらしゃべるんです!」

「難しいわね………」

「ほら、いつもの調子乗った笑顔はダメですよ」

「私そんな風に見られてたの………?」






 ☆☆☆




 天子は数々の課題をクリアしていき。




「とりあえず貴女には素直さが足りません!」

「う………わかってるわよ」

「というわけで素直に正直に答えてください。いいですね?」

「……わかったわよ」

「私のことが好きですか?」

「!?そんなわけないじゃない!嫌いよきr―――」

「はーい、アウトです。服一枚いただきいいいいい!!」

「ちょ、何で!?って能力使うのは卑怯ってなんでそんなに上手なのよ!?」

「はーい、正直に言わなかったら容赦なく剥いでいきますよ~」

「うぅ……意地悪…………こ、こほん。わ、私は……あなたのこと……好き、です……」

「私もです!!というわけでお洋服全部脱ぎましょうか!?」

「ちょ!何で!!?私が言ったのはそういう好きじゃなくてって調子に乗りすぎでしょーーーー!!」






 ★★★





 今生まれ変わろうとしていた――― 



「おー、結構笑顔が自然になってきましたよ~」

「そ、そう?」

「じゃあここでお世辞の練習でも」

「相手を褒める練習って言いなさいよ………」

「じゃあとりあえず私を褒めてみてください」

「え?えーっとうーんと………」

 しばらく顎に手を当て考えて、満面の笑みを浮かべて言い放つ。

「射命丸さんは、その無駄に良く回る口と無駄に大きな胸が今日も絶好調で、見ていて気分が―――」

 ――――――竜巻「天孫降臨の道しるべ」

「よりによってスペルカード!?ってきゃああああああああ!!!」

「反省してくださいね♪?」




 ☆☆☆
 

 


 そして特訓の成果が、発揮される。




「皆さん、こんにちは。今日もいいお天気ですね♪」

「いいですよ~!もう一声!」

「ここは気分がいいですね……きっと住んでいる人がすばらしいからだと思います☆」

「はい、そこで褒めて!」

「今日も明るく活発なあなたに元気をもらってますっ!」

「ニッコリ笑って!」

「私も見習いたいです(ニコッ」

「最後に上目遣いで!」

「また……来てもいいですか?」

「『全然いいですよ~』はい、ここで今日最高の笑顔!」

「よかった~。嬉しいですっ!!」

「締めの最後の挨拶!」

「また会えたら嬉しいです♪ ではごきげんよう☆」

「……………」

「……………」

 目を閉じて数秒黙り込む文。それをはらはらした表情で見つめる天子。そして―――

「合格です!」

「やったーーー!!」

「おめでとうございます!これで一人前、私から教えることはもうありません!!」

「ありがとう!あなたのおかげでなんか私自信が出てきたわ!」

「だからってもう地震は起こさないでね!」

「今そういうこと言う雰囲気!?」

「………………」

「………………」

 そうやってひとしきり盛り上がった後、二人ともぐったりした様子でため息をついた。天子はだらしなく岩で出
来た簡易背もたれに体を預け、文もどっかりと腰を下ろす。

「………疲れたわ」

「……私も、教えといてアレですけど」

 天子のほうに向き直り、目を見てはっきりと言った。

「正直言ってキモイです」

「気持ち悪いって言われるよりなんか傷つくわ……っていうか自分でもわかる」

 なんとなくむなしくなる二人。静まり返る室内。

「……自分らしく、が一番いいのかもしれませんね」

「…………そんなこと言うけど」

 今度はさっきの逆。天子が文の方に向き直り、真剣な顔で言った。

「あなたはどうなの?」

「……私がなんですか?」

「とぼけないで。愛想笑い、慣れてるんでしょ?」

 静かに黙って聞いていた文だったが、それを聞いて悲しそうに笑った。

「いやあ、すみません。天狗は縦割り社会で―――」

「それで、満足なの?」

「まさか」

 悲しそうな微笑から、それを自虐的な笑いに変えた。

「私はね、今更変えられないんですよ。立場もあります。長い間経つにつれ、これが私になったんです。天狗社会
は保守的ですから」

「はっ、笑わせるわね」

 いつものような挑発的な笑みで天子を浮かべる。

「やれないんじゃなくてやらないんでしょ?」

「言いますね」

「言うわよ。力を持ってるくせに使ってない。保守的なのは天狗社会じゃなくてアンタよ。自分でもわかってるん
でしょ?」

「…………」

 天子は立ち上がり、座っている文の隣に立つ。そしてちょっと屈んで目線を合わせ、文の両頬を両手で優しく包
みこみこんだ。

「私と違って力があるんだから、ちょっと無茶するくらいがちょうどいいのよ、あなたは」

 それを聞いた文は、口を開いて呆けているように見えた。それから長いような短いような、感覚が麻痺してしま
うような沈黙の後、ゆっくりと口を開いた。

「無茶するなと言われたことはあっても、無茶をしろと言われたことは未だかつてありませんねー………」

「私も言ってからちょっと違うような気がしないでもなかったわ」

「っていうかあなたに言われると逆にちょっと自粛しよっかな~、って思いますね」

「悪かったわね!」

「でもま」

 文は小さく苦笑しながら立ち上がると、疲れた体をほぐすようになんとなく背伸びをする。

「あなたの言うことも一理あるかもしれません」

 そして体を伸ばした格好で止まったまま、チラっと天子の方を見て文らしく、文らしいニヤリとした笑みを天子
に向けた。

「私とあなた、足して2で割るくらいがちょうどいいですね」

 それを聞いた天子もニヤリという笑いを―――練習した笑みなんてかけらもない―――文に返した。

「じゃあ、練習の成果を試しにいこうかしらね」

「まあ、自分らしくとは言いましたけど、『練習の成果』を出してくださいよ」

「足して2で割って普通、くらいまでは努力するわ」

「ま、それでいいですけど」

 そう言ってちょっと大げさにため息をついた。

「何よ、失礼ね」

「何でもないですよ~」

 射命丸は団扇を取り出すと、天井代わりの壁を壊すように弾き飛ばす。

 そしてその後に飛び出す二つの影。

 




 彼女らはほんの少し、いや、もしかしたら長い間遠回りをしていたのかもしれない。

 しかし、遠回りだと思っていた道が、遠回りとは限らない。

 全知全能の存在でなければ、その道が長いのか短いのかなんてわからないのだ。

 その道が遠回りだとわかったとき、その道は近道になるのかもしれない。

 それに初めて気づいた少女らは、孤独でも孤高でもない。

 だからこそ気づいた。

 そう、笑いあうタイミングがわかるように。

 前を向いて飛んでいても、ふと横を向いたときにちょうど目が合ってしまう今。

 そんな今のように。
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