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あやれいむの日記念ss!

2010年08月06日 21:08

今日、8月6日はあやれいむの日だそうですよ!
というわけであやれいむの日ssです!

というわけでそれに関連して、新しく増やさせていただいたリンクの紹介を。
ホントは一カ月ほど前に追加していたのですが、東方系リンクなのでなかなか紹介するタイミングがなかったのと、私用の多忙に虐殺されていたからなのですが(言い訳



「絶対あめだま宣言!」様



恐ろしいまでのセンスの持ち主とあやれいむへの愛の持ち主、のどあめさんの東方ssブログです。
ちなみに僕は紅魔館組の話が特に好きですね。ギャグもほのぼのも最高すぎる……!どっちが好きとも選べないですね……。強いて言えば読むときの気分のような気もしますw
どんな気分のときにも読めるss!
それにしてもパチュリーとフランが良い味出してるw
あと、紅魔館ではありませんが、題名で笑わせられたのは初めてですw
見てみればわかるんじゃないかな!
ちなみにあめだまさんのギャグ読んで、僕もギャグに挑戦しましたが見事に撃沈しましたorz
難しいね(´・ω・`)

あと全然関係ないですが、星が大好き僕こと星崎のブログとは比べ物にならないほど星がたくさんなのが非常に妬ましいですw
同じFC2ブログなのにこんなテンプレート(?)あるなんて知らなかった………!orz

<8月7日追記>
今日誕生日ですって!
おめでとうございます!

で、この方の布教に影響されて書いてみましたあやれいむ!
ちょっと今回は趣旨がちと謎かもしれませんが、とあるコミュニティーで話題に上ったのですが、
「歌を聞いてssを考えることもある」
つまることろ、今回はそんな話です。


さてさて、ご意見ご感想、拍手コメントその他もろもろからお気軽にどうぞ!
コメント一つついてて嬉しかったです!バカテス関係だったのでそちらで紹介しますね~
楽しんでいただければ幸いです
ではではっ





 祭囃子とはなんなのだろう。

 そんなことを考えた事があるような気がする。

 よく言うじゃない?祭囃子に誘われて祭りに出かける、って。………そうは言わなかったかしら。

 まあ、どっちでもいいんだけど。

 私は祭囃子を聞いたことがないからわからないけど。いや、もしかしたら聞いたことはあるかもしれないけど、それが祭囃子だと知らなかったから聞いたことがないと思ってるだけなのかもしれない。

 祭囃子が聞こえたときに、それを教えてくれる誰かがいないとわからない。

 まあ、なんでこんな訳のわからないことを考えてるか、っていうと理由は単純。

 今から私は祭りに出かける。

 そして――――――

「あやややや!遅れてすみません霊夢さん!では早速ですがお祭りにでかけましょう!」

 私を祭りに連れて行く文が、その祭囃子にぴったりなんじゃないかと思ったから。





        あやれいむの日記念ss
          祭囃子と夏の歌
   




「~~♪」

「ん?聞き覚えあるわね……なんだっけ、それ」

「え……わかんないんですか、霊夢さん。定番じゃないですか」

「何よ、その馬鹿にしたような顔は」

「だって……ねぇ」

「んあー!いいから早く教えなさいよ!」

「ちょ!やめてきださい~!浴衣が!せっかく苦労して着付けたのに!」

 祭りが行われている近くの神社へ向かう道中。さして広くもない道でじゃれる霊夢と文。車は通れないような道であるし、いくら人通りが少ないからとは言っても、乱れる浴衣や、それ以上に道行く人がクスクスと笑いながら
通り過ぎていくのが文にとっては恥ずかしい。まあ、迷惑そうな顔をされていないからよかったとしようか。

「で、何だっけそれ」

 霊夢が文にまとわりついたまま尋ねる。どうでもいいですが、この暑いのにこんなにひっつくのはどうなのでし
ょうか。汗かくじゃないですか~。

 まあ、それはともかくです。そろそろ答えないと離してもらえなさそうですし。

「夏祭り、ですよ。定番でしょう?」

「ああ~!そう、それよ」

 途端に笑顔になって、握りこぶしを手のひらに打ち付ける霊夢。

「Whiteberryの」

「カバーもされてた気もしますが」

 そうだったかしら、とふわふわ視線をさまよわせる霊夢。まあ、私はホワイトベリー派ですけど……え~っ
と……じったりんじん……だっけ?iPodに入ってたような……ああ、ジッタリンジンだ。

「まあ別にそんなことはどうでもいいけどね」

 酷いです霊夢さん。カバー後のほうが好きな人だってきっといるはずです。

「あ、見えてきたわね」

 そんな私の心中の突っ込みもむなしく、霊夢さんが行く先を指差しました。

 そして霊夢さんの言葉通り、道が広くなり視線が開けた先に、にぎやかな祭りの明かりが見え始めたのです。




   ★★★





「金魚すくいに夢中になって袖が濡れてますよ霊夢さん」

「……突然何?」

「いや、言葉そのままの意味ですけど」

 金魚の入っている大きな水槽の前に二人で並んで座り、金魚すくい用の薄紙をひらひらと揺らしながら言ってみ
ます。ホントに特に意味はないのですが。

「あ~……さっきそんな話してたもんね。恋する乙女って感じかしら?」

「いえ、負けず嫌いの子供って感じです」

 実際、霊夢さんの足元には破れた薄紙が2,3枚……あ、靴の陰からもう2つ出てきました。

「………どんだけやってるんですか」

「しょ、しょうがないじゃない!なかなか掬えないんだもん!」

「理由になっているようで全く理由になってませんね」

「うるさいわね~。そういうアンタはどうだっていう、の………」

 そう言って覗き込む霊夢の視線の先には文の受け皿。赤と金の金魚が2匹ずつ泳いでいる。しかも、さっきからずっと霊夢がチャレンジしてなかなか取れないターゲットの金魚よりも一回り大きい。

「…………文……!」

「え、ちょ!た、たまたまですって!ね!だからそんな怒らないでくださいよ~」

「………後で覚えてなさいよ」

「怒りを引っ込めるなら飲み込んでくださいよ……」

 そういう内にも霊夢の紙がまた一つ破れて使い物にならなくなった。






   ☆☆☆






「ふ~………まあ、祭りなんてこの歳になってはしゃぐもんでもないわね」

「霊夢さん、その言葉とその格好はベタすぎて逆に突っ込みづらいです」

 その霊夢の姿はといえば右手にりんご飴を握り、左手に焼きそばのパックを持ち、右手首に金魚の袋をかけ――
―まあ中身の金魚は文が掬ったものなのだけれども―――左手首に射的の景品をつめた袋を引っ掛けている。たい
てい祭りが終わった後ごみになったりする。

 閑話休題。

「まあ、ここなら落ち着けるわね」

 よっこいしょっと、と荷物を下ろす霊夢さん。

「よっこいしょ、って霊夢さんおばさんくさ―――いやなんでもないです」

 一瞬睨まれた……どころか殺気すら感じたような気がしないでもないのですが。

 まあどうでもいいです。

「それにしてもなんというか………静かですね」

「ええ、そうね。まあ神社のはずれだし」

「歌と一緒ですね」


「またそれ?」

「いいじゃないですか。なんとなくぴったりだな、と思うだけです」

 文は荷物を置き、立ったままなんとなく空を見上げる。

「ざわめきが少し、遠く聞こえるじゃないですか」

「得意げに言われると何かすごく腹立たしいわ」

「え~」

「それにあの曲って何だか寂しいじゃない」

「あれ、そうでしたっけ?」

「『君が居た夏は遠い夢の中』ってもうだいぶ前に別れちゃったってことでしょ」

「あ~……そうでしたね、そういえば」

「それとも、もしかして文は私と離れ離れになりたかったのかしら?」

「っそ!そんなことあるわけないじゃないですか!」

 思わず首を痛めるんじゃないかというほどの速さで振り向いてしまう。

 ―――が、振り向いた先の霊夢さんのニヤニヤとした顔を見て瞬時に後悔する。

「あら?そんなに焦ってどうしたのかしら、文」

「別になんでもないですっ!霊夢さんこそ変なこと言わないでくださいよ!」

「ん~?変なことって~?」

「変なことは変なことですっ!」

 全く……本当に意地悪な人ですね。

「―――あ」

 不意に霊夢さんが遠くを見て、ちょこっと呟きをもらしました。

「どうしたんですか?」

「向こうに魔理沙がいるわ。あとアリスとにとりも」

 そういわれてみてみると、たしかに遠く見える祭りの雑踏の中に、特徴的な3人の姿が映る。

「あ、ホントですね」

「あの3人はいつも変わらないわね~」

「そうですね~」

「どうする?少し離れる?」

「いえいえ、まさか」

 ニヤニヤと笑っている霊夢さんに私もニヤリと笑みを返します。


「むしろ合流しましょうよ。歌と違う行動をすると、離れ離れにならないですむかもしれませんよ?」

「まあ私はそうなっても構わないけどね」

「そんなこと言わないでくださいよ~」

「ま、いいわ。行きましょう」

 置いていた荷物を取り、立ち上がる霊夢さん。

「それに―――」

 魔理沙さんたちの方へ向かう私と霊夢さん。向こうもこちらに向かう私たちに気づいたらしい。

 魔理沙さんが大きく手を振りながらこちらに近づいてくる。それを見て、隣のアリスさんとにとりさんもこちらに気づいた。

 おお、奇遇だな。まあ祭りなんだしそう珍しいことでもないけどね。お~、文ってば気合入ってるねぇ。べ、別にそんなことないですよ。それに比べて霊夢は普段どおりね。まあらしいっちゃあらしいけど。というか来てるなら呼んでくれればよかったじゃないか。魔理沙さん携帯持ってないじゃないですか………。周りが不便よね、こーゆーのって。

 祭りの雑踏は大きくなり、重なり合い、邪魔することなく調和していく。

 時間の流れも、人の輪も、楽しいひと時も。



「―――祭りは皆一緒の方が楽しいですからね」
 









「―――という夢をみたんです」

「長々とどうでもいい話をありがとう」

「……まあ、確かに夢の話なんて無益なものですが」

 幻想郷の境内。暮れかかった夕日が神社を赤く彩っている。今日は文は気まぐれで訪問したわけでもないが、階
段に腰掛け無気力そうな様子の霊夢と、身振り手振り、時には跳んで飛んでの文の、ある種対照的な光景はいつも
どおりのこと。

 何ということもない手持ち無沙汰な時間。だからこそ、無益な話だろうと余興ついでに続けてみる。

「霊夢さんは、夏祭り、って歌知ってますか?」

「さあ?人里の方で慧音が新しく作った歌、とかなら全然知らないわ」

「ん~……いや、そういうのではなくてですね~、なんというか聞いたこともないような歌でした」

「そんなの私が知ってるはずもないじゃない」

「まあ、そうかもしれませんけど」

「―――で、どんな歌なの?それ」

 そういう霊夢は顎を組んだ両手の上に乗せて興味津々な様子。まあいいでしょう、と呟いて文はこほんと咳払い。

「ではいきますよ―――」



 後に文は語るが、このときの4分間は今までにないほど爽快に感じたという。今度夜雀に歌を習いに行こうかと真剣に検討したりもするが、それはまた別の話。

「なんというか不思議な感じの歌ね~。確かに聞いたことなかったわ」

「でしょう?なんかリズムというかテンポというかが私たちの知ってる歌や曲とは違う感じで……」

「一番近いのはあのポルターガイストたちかしらね」

「ん~、ちょっと違う気もしますが、近いのは彼女たちかもしれませんね」

「……で?」

「……で、とは?」

「いや、あんた……」呆れた様子でため息をつく。「なんか聞きたいこととかがあってこの歌の話したんじゃない
の?」

「あ~……ああ、そうでした」

「本当、ノリだけで生きてるわよね……」

 ほっといてください。

「え~、こほん。つまりですね……う~ん……」

「何よ?そんな言いにくいことなの?」

「いえ、そういうわけでもないですが……なんというか、この曲。人間と妖怪みたいじゃないですか?」

「へ?どこが?」

 文はなんとなく憂いを帯びた目をして言った。

「妖怪は、人間に比べて非常に寿命が長い。と、いうより人間の寿命は妖怪とは比べ物にならないほど短い」

 つまりですね。

「私と霊夢さんも、いつかはこんな風になってしまうのか、と思うと……私は寂しくなってしまったのですが、霊夢さんはどう思いましたか?」

「え?私は別に―――」

 何とも思わなかったけど、という言葉を文の顔を見て飲み込む霊夢。いつもどおりの普通のおしゃべりのような会話だが、文は何か真剣な答えを期待しているように見える。

「そうね………」

 霊夢は目を閉じて、先ほどの文の歌声を思い出しながら考えた。

「きっと―――」

 そして目を開け、文の顔を真っ直ぐに見た。

「私たちに、こんな幸せがありますよ、って教えてくれてるのよ」

「幸せを教える……ですか」

「文の言うとおり、人間の寿命は短い。いつか私はあなたが空を飛び回る遥か下で死にゆく運命にある。でもね―――」

 なんとなく息を詰める文に、霊夢はそれを安心させるような笑顔で言った。

「それまでの人生を、どれだけの密度で、どれだけ楽しめるかどうかっていうのは、人間と妖怪ではさしたるハンデはない。残される方にとっては忘れられない思い出になるような。逝ってしまう方にとっては悔いのないような日々。そんな模範みたいなものを示してくれてるのかもしれないわよ」

「……なるほど」

 それを聞いて文は神妙に頷くが、その言葉を反芻しているうちにむくれっ面になる。

「……それって、残される方にとってはやっぱりつらいんじゃないですか?」

 真剣に聞く文に、今度は肩をすくめて答える霊夢。

「まあ、私が死んだ後のことなんか知ったこっちゃないわね」

「霊夢さん酷いです!」

「ははは、まあまあ」

 ちょっと目に潤いをためて怒る文をなだめ、よっこらしょと声を出して霊夢は立ち上がる。

「そんな風に怒ってて楽しみを逃してると、いつか後悔しちゃうわよ?」

「うう~~」

「行くんでしょ?お祭り」

「……まあ、そうですね。行きましょうか、霊夢さん!」

「あんまはしゃいじゃだめよ。恥ずかしいから」

「冷めてますね……」

「それが大人ってもんよ」

 そんなことをきゃいきゃい言い合いながら、祭りへ向かう二人。

 終わりはいつか来るかもしれないけど、そのいつか来る終わりのためにも今のうちに楽しんでおこうと。

 祭りの空気と、異界の歌と、そして祭囃子が彼女らの背を押すようだった。

 
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