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【東方project】七夕ss「遥か遠くの願い方」

2010年07月07日 23:13

どうもこんにちは星崎です。
前回、次はバカテス更新のつもりと言いましたが、せっかくの七夕なので七夕ssを書いてみました。
なかなか暇が取れないのでここの文章もちょっとやっつけです;;
手短ですみませんが、よろしくお願いします。



さてさて、今回は七夕のお話。
内容は読んでいただければわかるかな。
なのですが。
今回紅魔館の咲夜がでてくるのですが。


彼女の口調ってどんなんでしたっけ?(爆


いや!ホントに!
原作では敬語でなかったような………?確認すればいいだけの話だったのですが、覚えているセリフは


「試してみたいのね」←妖々夢


これだけ(ぁ
いや……でもこれ敬語じゃない………けど咲夜=敬語な勝手なイメージもあったり……。
いや……でも霊夢たちと話すときはタメなのがベタかな?二次創作でもだいたいそんな感じのような……
というわけで、もしかしたら口調が気に食わない!って人もいるかもしれません><
今回はおぜうさまもパチェも出てこなかったのでタメで統一しましたが………。
いや……違うだろ、って人おりましたら遠慮なく教えてくださいm(_ _)m


ああ、あと今回最後にあとがきという名のボツを載せてあります。
もしよろしければそちらもどうぞ~


それでは、ご意見ご感想どしどしお待ちしています!
コメント拍手などなどからお気軽にどうぞ!
楽しんでいただければ幸いですっ
ではでは~








 昔々、お互いに愛し合った男女がいたそうな。

 男と女は夫婦となり日々を幸せに暮らしていたが、日々の幸せに飲まれ、男は仕事をしなくなっていった。

 見かねたどこぞのお偉いさんが男女を引き離し、一年に一度しか逢えなくした。

 知ってのとおり有名な行事で、7月7日には天の川とかいう星空を眺めながら願い事をする。

 二人の願いが叶う、そんな記念日にあやかって。




「―――だ、そうだぜ?」

「だから何だって言うのよ」

「今日がその日だ!」

「………だから?」

「決まってるだろ?願い事をしようぜ!」

「よそでやれ」

「別に減るもんじゃないだろ?どうせやることもないんだったら、ちょっとくらいの暇つぶしくらいいいと思わな
いか?な?」

「………まあ、落ち葉もないことだし」

 境内を見回した霊夢は、やれやれと言った表情で苦笑し魔理沙を見た。

「お茶を飲みながらできることならやらないこともないわ」

 それを聞いて破顔する魔理沙を見てもう一度苦笑し、霊夢はお茶を淹れるために腰を上げた。






 遥か遠くの願い方








「あら、七夕飾り?」

 机には、いつもの湯飲みにすこしぬるめのお茶と共に、色とりどりの短冊と筆記具が置かれている。

 なんとなく筆の尻を顎につけながら唸る二人に訪問者。

「よう、今日はなんの用だ?」

「何の用も何も」

 そう言うと訪問者―――紅魔館のメイド、十六夜咲夜―――は額に指をあて、目を細めて続けた。

「あなたが盗んでいった本を取り返して欲しいとパチュリー様に言われたからよ」

「あれは借りただけだぜ?死んだら返す約束だ」

「ずいぶん独りよがりな約束ね。それとも力ずくでどうにかして欲しいのかしら?」

「ま、まあまあ、今日はそんな無粋なことを言うもんじゃないぜ?」

「………次会うときには返しなさいよ?」

「善処するぜ」

 助けを求めるような目で魔理沙が霊夢を見る。このままでは話も進まないと、とりあえず助け舟を出してやる。
貸し一。

「それにしてもアンタはこーゆーのに馴染みがないと思ってたけど、意外ね」

 アンタんとこは随分西洋風だもんね、と短冊をひらひら揺らす。

「ウチには自慢の知識人がいますもの。ただお嬢様が加わると―――」

 そう言って縁側に横にしてあった笹を手に取る。

「先っぽに星がついたり卵を飾ったりするけれどね」

「いろいろ混ざりすぎじゃないか………?」

 同感ね。

「で、あなたたちは何を願うつもりなの?」

「ん」

「こんな感じだぜ」

 そう言って二人して自分たちが持っていた短冊を見せてやる。

『賽銭箱いっぱいの賽銭』

『商売繁盛』

「………………はあ」

 今度はこめかみに指をあてため息をつくメイド。何かわからないけどとにかく失礼なのはわかったわ。

「何かおかしいか?」

「これでも結構悩んで書いたんだけど?」

 お金が空から降ってきますように、とどっちがいいか最後まで悩んだけど頑張って決めたのに。

 はっきりとわからない旨を伝えると再びため息をつかれた。正直腹立つ。

「あなたたちの頭の中にはお金しかないの?」

「そ「ちょっと待った!霊夢はともかく私は違うぜ!?」それってどういう意味よ!?」

 そう言われると『そう』とも言えないじゃない。え?いや、別に私はお金なんかどうでもいいんだけどね?

「短冊飾りって言うのは、もうちょっと夢のあることを願うものなのよ」

 やれやれと首を振りながら短冊を一枚と筆を手に取り、さらさらと文字を書いていく。

『Love&Peace』

「……間違いないわ。アンタあの吸血鬼の真性の部下よ」

「どういう意味かしら?」

「その反応は自分の主人に失礼だと思うぜ?」

「アンタのは夢にあふれすぎよ。もう現実味とかを超えて白々しいわ」

「じゃあどうするのかお手本を見せてほしいわね」

「その前に後ろ手に持ったナイフをどこかへやってくれ」

「あら、今日は鋭いのね」

「お前が笑顔になるのはたいてい危ないとき―――ってうおおぉ!?」

 魔理沙の短冊に突き刺さるナイフ。どうでもいいけど机まで刺してないでしょうね。

「まったく、失礼ね」

 これは書き直し、と魔理沙の短冊を丸めて放る。

「あなたもよ」

 一瞬後には跡形もない霊夢の短冊。

「さ、なんて書こうかしら」

「お前が来るといつの間にか仕切られてるから不思議だぜ」

 ま、それも役割の問題でしょうね。

 咲夜が靴を脱ぎ中へあがってくると、机の上にもう一個湯のみが出現し、再び筆をとりうんうん唸る魔理沙の隣、咲夜も同じポーズで悩み始める。どうでもいいけどウチの家のもの勝手に使うのはどうなのよ。別にいいけど。

「お前は書かないのか?」

 なんとなくで筆を走らせる二人の前、一向に筆を持とうとしない……というか考える素振りも薄い霊夢に魔理沙が尋ねる。

「ん~、願い事ねえ」

 とりあえず湯飲みのお茶を飲み干しておかわりを注ぐ。

「巫女から言わせてもらうと」

「言わせてもらうと?」

「願い事っていうのは叶うのを待ってたって叶いやしないわ。そんな願いは神様にも、どこぞの星にも届かない。だから―――」

 そう言って、短冊を一枚引き寄せ、さらさらと文字を連ねる。

「こういうのは所信表明くらいがちょうどいいのよ」

 ぺら、と自分の書いた短冊を見せてやると、一瞬きょとんとした二人だったが。

「………まったく、話を持ってきたのは私のはずだったんだがな」

「これが博麗の巫女の実力かしらね」

 そう言って二人とも自分の書いていた短冊を丸めて捨てた。

 それを見て霊夢は、また大きく一口お茶を飲んだ。





★★★★★





「降ったな、雨」

「そうね」

「この季節は雨が降ることが多いとパチュリー様が言っていましたよ」

「アンタ帰らなくてもいいの?」

「きちんと言ってありますし……今日くらいいいじゃない」

「別に悪いとは言ってないわ。確認よ確認」

「そうですか」

「……………」

「……………」

「……………」

 もう時間的にあたりは暗くなっているが、外からは間断なく雨の音がする。先ほども3人で空を見上げたが、星ひとつ見ることはできなかった。

 結局、笹は室内に飾ることにして、せっかくだからと3人で夕食を囲んだ後の静かな時間。

「何でこの季節に限って雨降るんだろうな」

「ええ、残念よね」

「残念………ねえ」

 霊夢は何ともなしに天井を見上げた。

「そもそも、1年に1回しか逢えないなんて誰が決めたんでしょうね」

「私は知らないぜ」

「私も知らないわ」

「自分たちで決めたわけではなく他人によって。でも本当に逢いたいのに逢いにいかないのならば、それは自分たちで逢わないと決めているようなものよ」

「まあ……そういう意見もあるかもしれんな」

「さっきも言ったでしょう、本当に叶えたい願いならば自分たちでなんとかするもの。だから―――」

 霊夢は立ち上がると、外に面した戸を開けた。

 外は会いもかわらず雨が降り続けていて、心地よい雨音を室内に響かせる。

 そして、何も見えない真っ暗な空を見上げた。

「例え、雲に隠れて見えなかろうと、雨が降っていようと。本当に逢いたいならば、きっとそんな障害関係ない」

 振り返ると、魔理沙と咲夜も隣に並んで、同じように空を見上げている。

 霊夢は微笑みを口元に浮かべた。

「遥か空の向こう、天のどこか。自分たちの力で逢瀬を楽しんでいるわよ」

 そうしてもう一回空を見上げた。空には何も見えない。しかし、この日に空を見上げて願う心は変わらず一つ。

「それが願いって物だもの」

 彼らの願いが叶いますように。





★★★★★




「よう。暇そうだな」

「暇そうに見えるならお茶淹れてくれる?」

「そういうのを暇って言うんだぜ」

 数日後、こんな日に限って雨の気配は遠く、蒸し暑い日々が続いていた。

「アンタも似たようなものでしょ」

「私は忙しいぜ?今日も店の仕入れ(収拾)しないといけないからな」「他にやることがないからでしょ」

「あら、また二人そろってるのね」

「忙しそうなやつが来たぜ」 

 神社の階段を上り現れたのは紅魔館のパーフェクトメイド十六夜咲夜。暑い中、汗の代わりに苦笑を浮かべて歩
いてくる。

「忙しいのはいいことじゃない?」 

「悪いとは言ってないぜ」

「今日はどうしたのよ」

「別に、ただの世間話をしに来たの」

「ほう、そうかそうか。じゃ、霊夢お茶の準備を」

「もちろんあなたには本を返してもらうわ」

「…………やっぱりか」

「ま、それは後でもいいわ。ねえお二人さん…………願い事は叶った?」

「今のところ叶っていると言えなくもないわね」

「同じくだ」

 霊夢が湯のみと急須を持ってくる。それに手をつけながら魔理沙が笑って言う。

「答えのわかっている質問をするもんじゃないぜ」

「あら、答えがわかっていてもあなたたちがどう答えるかは聞いてみないとわからないでしょ?」

「まあそうだがな。……で、お前はどうなんだ?」

 咲夜はニッコリ笑いながら言った。

「もちろん、叶っているわ。ずっと前から叶い続けてることだけどね」

「ま、要は」

「これからの努力に期待、ってとこね」

「そうね」

 誰ともなく笑いあう。

「さて、と。もう一回お茶淹れてこようかしら。咲夜、もちろんお茶菓子は持ってきてるんでしょうね?」

「ええ、もちろん」

「よろしい」

 そう言って笑いながら台所へと向かった。
 






 部屋の隅には短冊飾りがくくりつけられた笹がいまだ立てかけられている。

 いつしまおうかと思っているうちになんとなくタイミングを逃してしまってそのままにしているが。

 3色ある短冊には、それぞれの願いがそれぞれの字で書かれている。

『平和な日々が続きますように』

『楽しい日々が続きますように』

『皆で笑いあえますように』

 ありきたりかもしれないけれど、大切な願い。

 それは自分たちで叶えていくもの。

 今日も3人、そしてその周りの皆。皆が今を暮らしている。

 そして今日も平和な日々は、変わることなく、皆と一緒に続いていく。














<あとがき>
さてさて、いかがだったでしょうか?
ここ数年、七夕の日に晴れていた日があったかなぁ、と思いますがやっぱりないような気がします。
これも雨月と同じ楽しみ方なんでしょうかね。なんて無理やり風流につなげようとしながら書いてみました(違
きれいな天の川というのを見てみたいものだと思います。


ということで冒頭で言っていたボツなんぞを載せてみます。
今回珍しく(?)冒頭の導入まるまるボツったのでw



こんな感じ。





 昔々、お互いに愛し合った男女がいたそうな。
 男と女は夫婦となり日々を幸せに暮らしていたが、日々の幸せに飲まれ、男は仕事をしなくなっていった。
 見かねたどこぞのお偉いさんが男女を引き離し、一年に一度しか逢えなくした。
 外の世界では有名な行事で、7月7日には天の川とかいう星空を眺めながら願い事をする。
 二人の願いが叶う、そんな記念日にあやかって。

「―――だ、そうだぜ?」
「だから何だって言うのよ」
「今日がその日だ!」
「………だから?」
「決まってるだろ?願い事をしようぜ!」


 はしゃぐ魔理沙の背負う袋からは、丈の高い笹がひょっこり顔を見せている。
 それを見た霊夢は、とりあえず話を聞きながら飲むお茶を入れようと腰を上げた。





「………で?」
 机の上には少しぬるめに淹れたお茶。そして長細い色とりどりのお札のような紙と筆記具。なんど見てもそれだけ。一瞬魔法具の可能性を疑ってみたが、そういえば外の世界で有名な行事だと言っていた気がする。
「で、とは?」
「これでどうするっていうのよ」
「見ればわかるだろう」
「わからないから聞いてるんだけど」
 おおげさにため息をつかれて首を振られた。腹立たしい。
「願い事を書くんだよ。この紙に」
「………で?」
「あの笹に吊るす」
 指差す先を見ると、縁側に横にしてある背の高い植物。そうそう、あれを何に使うのか気になっていたんだ。







………と、ここまで書いていて。
あれ?そういえば七夕祭りっていつからの習慣なんだっけ………?と。
この中では霊夢はまったく七夕についての知識がなく、魔理沙は外の資料か何かで知った、という感じ。
ん~………いいのかなこれ。一応書き始める前にオチまで決めてあったのですが………。
大結界ができたのがいつだっけ?明治から昭和までのどこかだろうということは覚えて(範囲広い)いたのですが、七夕の始まりによっては………


で、電子辞書を開いてみました。


『五節句の一つ。(中略)奈良時代から行われ、江戸時代には民間にも広がった。』



とっくの昔に広まってるじゃねえかああああああああああ!!!



さすが広辞苑です。僕らの知りたいことをいとも簡単に教えてくれます。そこにしb(ry
というわけで、このままではこの二人に加え咲夜までアホの子になってしまうので、ゴリ押ししようかとも思いましたが断念。
結局書き直しましたが、まあ傷が浅くてよかったですw
疑問に思うことって大切だね!


そんな馬鹿なことをしながら書いたssですw
皆さんも、一度部屋の窓を開けて夜空を眺めてみてはいかがでしょうか。
それでは今回はこの辺で
ではでは~
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