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文月学園オッサン二人の小さく重大な奮闘記 前編

2010年04月01日 22:15

同人デビュー!!














できたらいいんだけどね(ぁ
あーゆーのってきっかけもなかなかないですし;;

まあ、エイプリルフールのネタが思いつかなかったので(ぁ
ちょっとした願望を垂れ流しました(ぁぁ




で、これだけで終わっても難なので、一つSSを投下しておきます。
「美少女秀吉」ではありませんが、一応バカテスです。




一応バカテスです




一応バカテスです(大事なことなので3度いいm





なんとなく、こんな日じゃないと公開しない気がするんだ。
いや、一回公開したら吹っ切れる気がするんだけどさw



楽しんでいただければ幸いです
ご意見ご感想、いろいろ募集中です!
いつも通り小説は追記から。
ではではっ
「う~む…………」

 とある月曜日、朝の文月学園職員室で、西村教諭は一人唸り声をあげた。

「?西村先生、どうかしましたか?」 

「ああ、いえ、布施先生。少し考え事をしていまして」

「考え事、ですか?どんなものかと聞いてもよろしいですかな?」

「ええ、あまりいい話ではないのですが………先日の合宿の時のことです」

 西村教諭の『合宿』という言葉に、布施教諭はちょっと苦笑した。

「ああ、あの合宿ではいろいろありましたからねぇ……。生徒たちが勉強を頑張るのはいいことなのですが、私もちょっと酷い目にあってしまいましたし。まあ、若い美空で気持ちがわからないこともないですが、ほどほどにしてもらわないと。………西村先生も、あの後お体は大丈夫ですか?」

「ええ、もちろん。あの時は吉井相手に不覚をとりましたが、鍛えていますから」

「それはいいことです」

 布施教諭は温和な笑みを浮かべると、ふと気づいた。

「………そういえば、考え事の話でしたね」

「ははは、そうでした」

 なんだかんだ言って充実していたのかもしれませんな、と口をあけて笑った。

 そして、3日目の夜のことなのですが、と前置きしてから。

「実は、あの問題児4人の部屋の前で監視をしていたときなのですが………急に意識が飛びまして」

「い、意識が?」

 びっくりした様子の布施教諭。無理もない。問題児の監視中に意識を失う、ということがあれば何かを疑ってしまうだろう。

 しかし、その疑問を否定するように西村教諭は首を振った。

「おそらく、あの4人の仕業ではないでしょう。それならばおそらく気づくだろうとは思いますので」

「むむぅ………それならば何故?」

「疲れていた……んですかね?それにしてもまさか廊下で寝ることになるとは思いもよらなかったのですが」

「でもそれはちょっとマズイんじゃないですか?」

「ええ、ですから一度病院へ行ったほうがいいかとも思いまして」

「何か、おかしなことはなかったんですか?少し前に頭を打った、とか何か感電するようなものに触った、とか、何かおかしなものを食べた、とか」

「頭は一度打ちましたが、それはあの後でしたし、スタンガンを持ち込む生徒はいますが一度もやられたことは………おかしなものと言っても口にしたのは持参の飲み物と合宿所での食事くらい、しか……………いや」

「ああ~、あのスタンガン結構怖いんですよね……もっと持ち物検査を増やして没収したほうがいいような気がするんですが。それにしても、あれに恐れを抱かないとは流石西村先生です」

 うんうん、と頷いて感心する布施教諭を尻目に、西村教諭はあごに手をあて思考を巡らし、とあることを思い出した。

「…………………」

 なんとなく、全ての原因はそこにある、という明らかな確信を得てしまった自分を少し諌めた。

「…………ちょっと確認してきます」

「?はあ………」

 しかし調査はしなければならない。

 西村教諭は出席簿を手に持って職員室から出て行った。






「出席をとる」

 西村教諭がFクラスの扉を開けて入ってきたのを見て、姫路瑞希は自分の席………というよりちゃぶ台の前に座った。 

 ふと横を見ると、美波ちゃんがこちらを見ていた。どうやら美波ちゃんも同じことを思ったらしい。

「島田」

「はい」

「姫路」

「はい」

「以上だ」

「「……………」」

 知ってはいたけど、こういう風景はなんだか………不思議?な感じがする。いつもはにぎやかな教室に、今は3人しか人がいないのだから。

 なんとなく窓の外を見てさびしく思ってしまう。そんな瑞希とは対照的に、美波は手をあげて西村教諭に質問を投げかけた。

「今日から一週間、ホントにこの2人だけになっちゃうんですか?」

「ああ、このクラスの48名は馬鹿だからな。二人にはやりにくい思いをさせてしまうかもしれないが、どうか我慢して
もらいたい」

 そう、吉井明久、坂本雄二、土屋康太の4……ではなく3名から始まった学習合宿での覗き騒動。その罰として2年生の男子生徒全員は一週間の停学処分がなされている。

 そしてここFクラスでは、男子37名、女子2名、その他1名のクラス。それによる影響が一番大きいのはこのクラスで
あると言えた。

「まあ、いつも騒がしいのがいないということで、この一週間は勉学に集中できると思っている。この機会に二人とも頑張ってくれ」

 う~ん………私はFクラスでの授業が結構好きだったんだけれど………こういうのも偶にはあってもいいのかもしれない。次の試召戦争ではもっと皆さんのお役に立ちたいし!

 美波ちゃんはちょっと苦々しい顔してるけど………日本語が染み付いていないだけで頭はいいほうだと思うから、この際一緒に頑張ったら美波ちゃんももっと成績が上がるに違いない。そうしたら二人で一緒にいいところがいっぱい見せれる。………うん、西村先生の言うとおりこの一週間、美波ちゃんと二人で勉強に集中してみるのもいいかもしれない。

 瑞希が一人、意思を固めている間に西村教諭は連絡事項を告げ終えていた。

「では、HRはここで締める。今日も一日頑張ってくれ。……あと姫路はちょっと話があるから来てくれ」

「?」

 なんだろう?美波ちゃんのほうを見てみても不思議そうな顔をしている。

 瑞希は立ち上がって西村教諭のところへぱたぱたと小走りで行った。私なにか悪いことしたかなぁ………。怒っている様子は見えないんだけど。

「なんでしょうか………?」

「ああ、別に説教とか注意とかの類ではないから安心して欲しい。そうじゃなくてだな………」

 明らかに不安な様子をかもし出している瑞希に少し罪悪感を覚えつつ、そうではないと否定する西村教諭。しかしそこで少し言葉に詰まってしまう。どうしたんだろう?いつもの西村先生らしくないけど………。今度は別の意味で不安げに見つめる瑞希の正面、頭の中で投げかける言葉を選び終わったFクラス担任は、彼にしては珍しく歯切れ悪く口を動かし始めた。

「えっとだな………この前の合宿でもらったお菓子のことなんだが………」

「お菓子………ああ、はい、あれですか」

 一瞬忘れちゃった。そういえばお菓子を持って明久君たちの部屋に行ったのに結局渡しそびれちゃったんだった。食べてもらいたかったけど、それ以上に………なんというか物に目がくらんじゃったというか………。

「えっと………あれが、どうかしかしたか?」

 明久君たちの部屋の前にいた西村先生にはお菓子をあげたけど………何かあったのかな?

「えっと、だな……そう、今まで食べたことのない味だったからな。どんな材料を使ったのかと後学のために聞いてお
きたくてな」

「え?いいですけど………西村先生もお菓子作ったりするんですか?」

「ま、まあな!」

「へ~、そうなんですか~。では、私のでよければ是非参考にしてくださいっ」

 ニッコリと笑う瑞希に対し、後ろめたい様子の西村教諭。そもそも彼にお菓子作りなどという趣味はない。自炊なので料理は作るが。

「え~っとですね……あの時のあれは………確か―――」







「………布施先生」

「ど、どうかしましたか西村先生、そんな疲れた顔をして」

「何も聞かずに、これを見ていただきたい」

 そう言って西村教諭が差し出すのは一枚のメモ用紙。

「ん?これは何ですか?何かのレシ………ピ―――」
 




<フィナンシェの作り方>

薄力粉:50g

さらし粉:適量



「待ってください。材料の2行目から既に何かおかしいです。何に使うんですか」

「………本人は、病気の予防だと言っていました」

「…………私は確かに、授業で殺菌、消毒作用があると言ったことはありますが………それは水道水を飲めば病気が治
ると言っているようなものでしょう」

「カルキですからね」

「ええ」




アーモンドパウダー:60g

ベーキングパウダー:小さじ1

卵白:4個分

砂糖:140g

無塩バター:140g

お酒:適量

水:適量





「………1行妙なものがありましたがあとは割りと普通でしたね」

「……だからこそ不気味なのですが」

 難しい表情で返す西村教諭の傍ら、布施教諭は一通りレシピを眺めてみる。

「ふむ………しかし何か妙なことをするわけでもないですよね?」

「ええ、フィナンシェというのは割りと簡単めなお菓子で、材料を混ぜてオーブンで焼くだけなんですが………何か引
っかかるんです」

「何か………と言いますと?」

「何か私が見落としている重要な事柄があるような気がしてならないんです………何か妙な反応が起きてないかと心配でして」

「で、ですが………これは普通のお菓子のレシピでしょう?」

「実は………今朝話した件ですが」

「まさか………」

「これを食べた後のことのような気がするのです」

 二人の男の間に微妙な沈黙が流れる。

「…………調べてみましょう」

 布施教諭は、自分の机からルーズリーフを一枚引っ張り出すと、材料を思いつく限り化学式に直していった。





 西村教諭が布施教諭にレシピの解読を依頼してからわずか十分後。

「アルコールというのは、狭義ではエチルアルコールのことを指します。そしてアルコールが入っているのがお酒ですね」

「ふむ」

「とりあえずこのお酒、というのはエチルアルコールを加える、という解釈でいきます」

「ふむ」

「そして例のさらし粉ですが………」

「ふむ」

「……とりあえず置いておきます」

「ふむ…………?」

「話は変わりますが、クロロホルムというものをご存知ですか?」

「ああ、刑事ドラマとかでよく出てくるやつでしょう。昔授業でも出てきてその時もそう答えた覚えが………覚えが………」

「クロロホルム。分子式はCHCl3」

「…………製法は………」

「エチルアルコールに水とさらし粉をまぜ蒸留します」

「…………………ふむ」

「…………これを作った人、何か作り方について言っていませんでしたか?」

「………コツが、必要だと」

「「………………」」

 再び男たちの間で流れる沈黙。先ほど以上に重さと深さが増した沈黙にも思えるが。片や確信の表情、片や困惑の表情。

「西村先生」

 布施教諭は持っていたレシピをもう一度眺め、西村教諭を見た。

「………誘拐の犯行計画書の一枚目にしか見えないのですが」

「………悪気は、ないのだと思う」

「悪気ってなんですか!?悪気はなかっただなんて完全に犯罪者のセリフじゃないですか!?」

「………これを作ったのはFクラスの―――」

「私だってFクラスの皆が、本当に悪い子たちの集まりだとは思っていません!それでも犯罪に手を染めるなんて馬鹿な真似は―――」

「―――Fクラスの姫路瑞希だ」

「………ひ、人によって態度を変えるのは教職者としてやってはならないこと………!ですが………しかしっ………!」

「……悪気は………ないのだと思う」

「そう………思いましょう」

 三度、長い沈黙をはさんだ後、二人の中年のうち、筋肉隆々の方が口を開いた。

「どうすればいいのでしょうか………?」

「これ以上悪くならないように―――」

「いえ、残念ながら………」

「!?な、なんですか?」

「今回は材料が足りずに、満足のいくものは作れなかった、と…………」

「催眠薬入りのお菓子で未だ本気ではないのですか!?」

「どうすれば……いいのでしょうか………?」

「………………」

「………………」

 しばらくして、布施教諭はゆっくりと顔を上げた。その顔には期待と不安が半分半分といったところ。

 布施教諭の提案を聞いた西村教諭は、一瞬考えるそぶりを見せた後に頷いた。

「……………わかりました」

 これしか、ないだろう。








続くのか!?




<あとがき>
一応バカテスですね(ぁ
ただ問題なのは、主人公が一度たりとも登場しないことと、ヒロインたちもほんの少しカットインしただけで、あとはオッサン二人が唸っているだけの話だということです。
一応オチは考えているんですが書くかどうかは………正直わかんないですねw
はたして収集がつくのだろうか。いや、「美少女秀吉」も全然収集ついてないんだけど(滝汗
ただでさえ遅筆なので;;;
まあ、少しでもクスっとしていただければ嬉しいです。
ではでは~。
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コメント

  1. | URL | -

    Re: 【バカテスss】オッサン二人の奮闘記【9月4日タイトル変更】

    料理で催眠薬てwwwwwメシマズってレヴェルじゃねえwwwwwwwwwwwww

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