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美少女(♂)秀吉のある日の苦悩 第3話

2009年03月02日 18:54

前回から大分空いてしまいました、よーいちです;;
せめて週一くらいに更新しよう、とは思っていましたが………すみませんm(_ _)m
とは言いつつもこれからもまた、こんな感じのペースになっていきそうな予感がするのですが><
更新を待っていてくださった何名かの皆様、遅れてしまい申し訳ありませんっ!

ではでは、バカテス二次創作第3話。
いつも通り追記からどうぞ。
楽しんでいただければ幸いです^^




 家から走ってしばらく。荷物があったからスピードはあまり出せなかったのじゃが、目的地が見えてくるころにはうっすらと汗をかき始めていたのじゃ。
「これも、計画通り………じゃ!」
 バス停に近づいていくと向こうもこちらに気付いたようで、皆で様々な反応を示しておる。
「まだ集合時間の20分も前じゃが皆早いの」
 とりあえず皆に挨拶をする。さて、皆の反応はいかほどじゃ………!?
「それを言うなら木下もよ。まだ20分も前なのになんで走ってきたの?」
 お。やはりまずはそこじゃの。
「それはじゃな、やはり皆で遊びに行くというのが楽しみでな」
 家で何度も練習した台詞を自然に、かつはっきりと言う。
「それに、男らしく体を鍛えようと思っての」
 まずは一つなのじゃ!
「ふ~ん。体を鍛えるかあ…………あ、そっか木下は演劇部だもんね。演劇部って結構トレーニングがハードって聞くわね」
 む………どうも一番重要な『男らしく』の部分が抜けておった気がするのじゃが…………まあ、伝わっておるじゃろう。
「それで木下くん。その、手に持っている荷物はなんなんですか?」
 お。姫路もちゃんと聞いてくれたのじゃ。
「これは、後までのお楽しみじゃ。…………そういう姫路も島田も大きな荷物じゃが、それは何なのじゃ?」
「こ、これは秘密ですっ!」
「そ、そうよ!私たちも後までのお楽しみなのっ!」
 二人とも分かりやすい反応をするのう………。
 まあこれは後々生きる話じゃ。

『あ!秀吉が来たよ、ムッツリーニ!』
『…………さっそくシャッターチャンス』
『うん、そうだね!……でも何であんなに汗かいてるんだろうね?』
『…………わからない。でも爽やかで良い』

 何故か姫路と島田とは少し離れた場所におった明久とムッツリーニじゃが、注意深く聞けば会話はきちんと聞き取れるレベルじゃ。
 島田たちと会話をしているふりをしつつ、二人の声を聞くとするかの。
 しかし、爽やかと言ってくれたのは嬉しいの。爽やかな男……良い響きじゃ。

『そうだよね。男ってかっこよくないと、汗かいて爽やかさってのはあんまり出ないもんね』
 よくぞ言ってくれたのじゃ明久!ここ数日で、汗をかいて爽やかな男を研究したのじゃ。───効果は覿面のようじゃの。

『…………ばっちり』
 その返答もばっちりじゃぞ、ムッツリーニ。

『そうそう。だってその点女の子はどれだけ汗かいても爽やかな気がするし、秀吉みたいに可愛い子だと少し───』
『…………色っぽい』
 何故か急に良くない方に話が転がってしまったのじゃが。

「何でそういう話になるのじゃ!?ワシは男じゃぞ!」
 我慢できずに走って文句を言いに行く。ワシの作戦が………。
「だって秀吉が可愛いのは事実だもんね?」
「…………健康的」
「お主が言う健康的とは女子に使う類の健康的じゃろう!?」
「「当然」」
 わ、ワシのさく、さ、さ………作戦は………。



「……………………む?」
「ん?どうしたの?」
 しばらく信じたくない現実に打ちのめされておったが、いつもとは違う雰囲気に首をかしげる。
「明久。何故お主もカメラを持っておるのじゃ?」
 いつもカメラを持っているムッツリーニはともかく、何故今日は明久までカメラを持っておるのじゃろうか?
「へ?……ああ、ちょっと今日は僕も写真を撮ってみようと思ってさ」
「ふむ………なんにしても突然じゃな」
「ま、まあいいんだよそれは!」
 何故か顔を少し赤くして言う。何故じゃろうなあ………?
「そ、そうだ秀吉!頼みごとがあるんだけどいいかな?!」
「む?まあ一度言ってみてくれんかの?」
 話題を変えるために言っておるような感じじゃが…………。
「え~っと、んっと……そうだね…………そうだ!」
 なにやら決まったようじゃの。まあ、即席で思いついたものならば、どうせ大した頼みごとでも───



「僕の写真のモデル第一号になってくれないかな!?」



 なんというか、大変な要求な気がするのじゃが。



「なっ、それはちょっと恥ずかしいのじゃが………」
 と、いうかカメラを持った同級生にモデルを要求されるというのは一体どうなのじゃろうか。

「でも、秀吉はとっても可愛いから僕のデビューにふさわしいと思うんだけど!?」
「…………同感」
「そんなこと言われてもワシは…………って待つのじゃ!男に『可愛い』は褒め言葉ではないぞ!?」
「?そりゃあ男に可愛いは確かに変だけど…………?」
「お主というやつは────!!!」
むむ……ここでなんとか言わなければ………!
「明久!お主に一言いって──────」
「アーーーキーーーーー?ちょーーーっと聞きたいことがあるんだけどいいかしら?」
「明久くん。私たちは眼中にない、なんてことはないですよね?」
「───おきたいことが……ある、ん………じゃが」
 なんでこうもタイミングが悪いのかのう………?
 どうでもいいが、最近姫路は少々強引になってきておる気がするのう……。島田の影響じゃろうか?
 近くにいる友人には影響を受けてしまうということかのう?
 ワシの近くにいる友人のう…………。

 明久───ワシを女じゃと思っておる。
 ムッツリーニ───ワシを異性じゃと思っておる。
 雄二───(未来の)お嫁さん相手に手一杯な感じじゃな。

 ……………ワシはいつか、自分で自分のことを女だと思う日が来てしまうのじゃろうか………?
 そ、そんなことは断じてないのじゃっ!!

「秀吉も案外ワンパターンだな」
「雄二に言われたくはないのう」
 霧島と一緒におるのにきちんと今二本足で立っているのは珍しいがのう。
 と、いうかいつ来たのじゃろうか。全く気がつかなかったんじゃが。
「……話し出すタイミングがなかなか見つからなかった」
 ───まあ、それはともかく。
「のう、雄二」
「ん?なんだ?」
「さっきの発言じゃが…………それは、言わない約束なのじゃ☆」
 ワンパターンではないのじゃ。
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